リフォームの知識
複数の会社に見積りを依頼する正しいやり方を知っておこう
ここも良いなー。この会社も素敵だなー!!
いきなり一社に絞れないので、色々比較したいです。
ミッツが抑えてほしいポイントを教えてしんぜよう!!
相見積もりを依頼する前に
相見積もりは複数の会社に見積りを依頼して、各会社からの提案と見積りを比較するものです。
そのためには、リフォーム会社に依頼する内容は同じでなければなりません。
A社には要望を伝えたけど、B社には伝えていないとなると提案が変わるので、比較できなくなるからです。
そこで、リフォーム会社に依頼する前に、リフォームでやりたいことや要望をノートに箇条書きにしておくことが大切です。
下記で紹介しているチェックシートを使うと、やりたいことが整理しやすくなりますので、参考にしてみて下さいね。
やりたいことをノートに箇条書きにできたら、次に優先順位を付けて下さい。
上の写真のように箇条書きをして、優先順位を付けたものをコピーしてリフォーム会社に渡しましょう。
リフォーム会社も提案がしやすくなります。
また、お客さまも複数のリフォーム会社に同じ内容で見積りを依頼できるので、比較がしやすくなるメリットがあります。
なお、やりたいことを整理する上で、リフォームでできること・できないことを知っておくことをおすすめします。
依頼する会社を探そう
リフォームでやりたいことが固まってきたら、会社探しをスタートさせましょう。
プランやデザインがイメージに近いところから始めるのがおすすめです。
当サイトで紹介している施工事例も参考にして下さいね。
リフォーム事例写真集はこちら
ただ、会社を選ぶ際には、建物の傾向についてもチェックしておきましょう。
なぜかというと、マンションのリフォームを考えている人が、戸建てばかり施工している会社を選ぶのは、ベストな選択とは言えないからです。
マンションリフォームには特有の難しさがあるので、慣れている会社に依頼する方が良いでしょう。
広島リフォーム編集部ではおすすめの会社を紹介していますが、そこには工事の比率なども掲載しているので、ご参考にして下さい。
戸建てリフォームをお考えの方は、こちらの記事がおすすめです。
また、マンションリフォームをお考えの方にはこちらの記事がおすすめです。
このほか、広島リフォーム相談カウンターを利用する方法もあります。
300件以上のリフォーム取材を行ってきた広島リフォーム編集部が、会社選びのアドバイスを行っています。
相談は無料です。お気軽にご相談下さい。
プランと見積もりの依頼
依頼する会社の候補を絞ったら、連絡を入れてみましょう。担当者がリフォームする現地調査に訪れます。
この現地調査では、リフォームをすることになった理由や希望を伝えて、住まいの状態を確認してもらいます。
この時に、リフォームでやりたいことを箇条書きしたノートのコピーを手渡すようにして下さい。
また、インテリアなどのイメージを伝える際には、雑誌の切り抜きやインターネットなどの画像があると伝わりやすくなるので、準備しておきましょう。
プランと見積もりを比較して会社を決めよう
見積もりを依頼する際、特に指定しなければ最初の段階では設備機器や建具などは標準グレードの価格で作成されるのが一般的です。
相見積もりの場合は、合計金額を単純に比較するだけでなく、明細の項目も見比べるようにしましょう。
もしかしたら、金額が安い会社は後から追加される費用があるのかもしれません。疑問に思ったことは曖昧にせず、確認することが大切です。
見積もりの見方はこちらの記事がおすすめです。
また、プランの内容が気に入ったけれど予算がオーバーした際は、提示された見積書をベースにその会社と相談をしましょう。
予算がオーバーした際は、設備機器のグレードを下げたり、お客さまの優先順位をもとに調整することが良いでしょう。
たまに、気に入ったプランを他社で再見積もりをする方がいますがおすすめしてません。
他社が金額を安くして受注しようとしますが、工事の品質を下げたりする場合もあり、工事後にトラブルになる可能性があるからです。
(リフォームのトラブルについては、公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターのHPでご覧いただけます。)
リフォームは、リフォーム会社とお客さまが共に信頼関係を築いて、良い工事を行っていくものです。
リフォーム会社はあなたの大切なパートナーとして、気兼ねなく相談できる相性も大切です。
金額の安さだけで会社を選んでしまうと、後で後悔することにもなるので慎重に選びましょう。