リフォームの知識
リフォーム工事で活躍する現場監督を知っておこう
どうしたら品質が良くなるんですか?
今回は、リフォーム工事を司る現場監督に直接インタビューをしてきたから、一緒に現場監督について学ぼう。
現場監督の役割とは?
現場監督の主な役割はプランに沿って工事の日程や進行を決め、現場で施工に当たる様々な職人が段取り良く作業ができるようにすることです。
特にリフォームでは解体をした後に、想定外の事態に出くわすことが良くあります。
その度に迅速かつ正しい判断で職人たちに指示を行う必要があるため、建築知識や豊富な経験が求められる重要な役割を担っていると言えます。
工事の品質は現場監督が大きく影響すると言えます。例えば、職人が指示を勘違いして、間違って手すりを付けていたとしましょう。
現場をしっかりと監理出来ていれば、そのミスに気付き、すぐにやり直しを命じます。
しかし、監理が出来ていなければそのまま工事が進んでしまい、間違ったまま工事が終わってしまいます。
お客さまもクレームを言わなければならないという点で不愉快になるし、会社によっては謝って終わらせようとするところもあります。
このようなことにならないよう、現場監督のしっかりしている会社に依頼をしたいものです。
あまり意識することのない現場監督ではありますが、これからリフォームをする方には興味を持ってもらいたいので、お話を伺ってきました。是非ご一読下さい。
また、過去にもコラムを書いていますので、こちらも併せてご覧頂ければと思います。
大改造‼劇的ビフォーアフター出演現場監督、吉村建設㈱戸成央一さんにお話しを伺いました。
▲吉村建設株式会社 戸成央一さん
Q:工事は何時から何時まで行いますか?
A:基本は朝の8時から夕方の17時までとお伝えしています。ご近所への配慮やご要望によって9時から始め、工事の進み具合によっては終わりを18時すぎまで延長させて頂くこともあります。
Q:現場監督はずっと現場にいるのですか?
A:複数の現場を見るため、不在の時があります。担当の現場には一日一度は顔を出して、必要な指示や確認を忘れないようにしています。
Q:工事中の間にお客さまが外出をしたい時は?
A:鍵をお預かりして現場監督がずっと待機することもあります。もちろん、信頼関係が築けていることが前提です。
Q:職人さんたちのトイレはどうしているのですか?
A:工事の規模が大きい場合は仮設トイレを設置させて頂くか、公共のトイレを使わせて頂きます。また、場合によってはご自宅のトイレを使わせて頂くこともございます。
Q:工事変更の依頼を職人さんにしても大丈夫ですか?
A:工事変更の依頼は必ず現場監督へ報告をお願いします。リフォーム現場では様々な工程が複雑に進行しています。現場監督が全体を把握するため、窓口となる現場監督へ変更の相談をして頂きたいと思います。
Q:お茶や飲み物を出すタイミングは?
A:現場監督や職人へのお気遣いは不要です、といつもお客さまにはお伝えしておりますが、せっかくのご厚意は受け入れるようにしています。通常ですと10時と15時が休憩時間なので、お声がけ頂ければ大丈夫です。
Q:言われて嬉しい言葉はありますか?
A:毎日の挨拶だけで充分です。仕事に集中している時、現場の職人には話しかけにくいかも知れません。「おはようございます」「お疲れ様でした」と笑顔で頂けると嬉しいです。
現場監督が信頼できる会社にリフォームの依頼を!
依頼するリフォーム会社を決める際には、現場監督を一つの目安にするのも良いと思います。広島リフォーム編集部で紹介している会社は、現場監督についても信頼できる会社を紹介しておりますので、参考にして下さい。
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