リフォームの知識
後悔しないリフォームをするための4ステップ|広島リフォーム
リフォームの失敗とは、「思っていたものと違う結果になること」です。
取材をしていると、「リフォームで失敗した」という話を耳にします。しかし、リフォーム会社は「失敗した」という認識がありません。それはなぜでしょうか?
その理由は、お客様がイメージしていたものと違う結果になったと感じた場合に「リフォームで失敗した」となるからです。
そこで今回は、リフォームを失敗しないための4つのステップをご紹介します。
- 目次
- ステップ1・リフォームの要望をノートに箇条書き
ステップ2・リフォームに詳しい担当者を見つけてから契約
ステップ3・工事中の追加費用を準備しておく
ステップ4・できるだけ実物を見る・工事現場を見る
ステップ1・リフォームの要望をノートに箇条書き
これまで300件以上のリフォーム現場取材をしていますが、あるお客様の言葉がとても印象に残っています。
「リフォーム会社任せにしないこと」
「自分の思いをしっかりとリフォーム会社に伝え、リフォーム会社に任せるのではなく、一緒に住まいを作っていくことが大切です。」
リフォーム会社にしっかりと要望を言わずに、「いいようにしてくれるだろう」ということは期待しない方が良いということです。
希望を言わなければお客様の思いは伝わりません。
そのため、リフォーム会社に相談する前に、要望をノートに箇条書きすることをおすすめします。
箇条書きしたノートをリフォーム会社に渡すと、思いも伝わりやすくなります。口頭でも伝えるのですが、紙に書いて手渡すと思いは伝わりやすいです。
ただ、うまく箇条書きをすることが難しいと感じる方は、下記リフォームチェックシートをお使い下さい。
ステップ2・リフォームに詳しい担当者を見つけてから契約
リフォームは担当者の知識・経験が大きく影響します。知識や経験によって、同じ現場でも提案する内容は変わります。
経験豊富の担当者なら、お客様の家を初めて訪れた際に、家事動線、日の入りかた、段差、湿気、物の量などを意識します。
お客様の要望を配慮しながら、使い勝手の良いリフォームの提案をしてくれます。
リフォームに詳しくない、あるいは経験が浅い担当者になると、お客様の要望を充分に理解できない場合があります。
そのためイメージと違う結果が起こります。
経験や知識が豊富な担当者を見つけて、この人なら任せられると思ってから契約をすると良いでしょう。
担当者の選び方をまとめた記事があります。下記もご覧ください。
ステップ3・工事中の追加費用を準備しておく
リフォームでは工事が始まってから不具合が見つかることがあります。
リフォームをする建物が、常に新築で建てられた家のようにキレイな状態であれば問題はありません。
しかし実際は、築年数・構造・建築当時の工事品質・日当たり・湿気・地面の揺れなどの条件が家によって違います。
普段の暮らしでは目に見えないだけで、床下・壁裏・小屋裏などに問題が起きていることが実はよくあります。
そのため、解体してみると「思っていた以上に損傷がひどい」という場合もあります。
不具合がみつかると、対応工事を行うため、追加費用がかかります。リフォーム後も安心して暮らすには、不具合は直しておいた方が良いです。
不具合がないことに越したことはありませんが、万が一に備えて、不具合があった際の費用を準備しておくと良いでしょう。
こちらの記事も参考になりますので、ご覧ください。
ステップ4・できるだけ実物を見る・工事現場を見る
リフォームのプランを打ち合わせている時は、リフォーム後のイメージに過ぎません。
例えば、壁紙は小さいサンプルから選ぶことが多くなります。
小さいサンプルだと良いと思った壁紙も、壁に施工されるとイメージが違うように感じることがあります。
キッチンなどをカタログや写真から選ぶ際も同様です。
カタログや写真で見たものと、実際のイメージは違うことが多いので、必ずショールームで確認するようにしましょう。
また、出来れば工事中は現場を訪れて確認することもおすすめします。
例えばトイレの手すりを付けることになった場合、右側に設置する計画だったとしても、人によっては左側に設置した方が良い場合もあります。
そこで手すりを設置する前に、現場で手すりの位置が計画通りで良いのか、あるいは少しずらした方が良いのか?といった点を確認しておくと良いでしょう。
このほか、現場を確認するとイメージしていたものと違った場合に、すぐに対応ができるメリットがあります。
工事が終わってからでは、対応のできない場合やコストがかかる場合もあります。イメージ違いをなくすためにも、できることはやっておきましょう。
以上、リフォームを失敗しないための4つのポイントをご紹介しました。リフォームを簡単に考えていた方は、ここまでやらないといけないの?と思うかもしれません。
ただ、ここまでやっておくと、イメージ違いを防ぐことが可能となりますので、是非やってみて下さい。
なお、当社が運営しているリフォーム相談カウンターでは経験や知識が豊富な担当者のいるリフォーム会社をご紹介しています。リフォーム会社選びにお悩みの際には是非ご利用下さい。