リフォームの知識

【リフォームの見積り】注意点・上手な取り方・費用を抑えるコツなど徹底解説

編集長ミッツ
編集長ミッツ
お金の話、人には聞きづらいですよね。ミッツが“こっそり”リフォームに関するお金の質問にもお答えします!
編集長、頼もしい!ではさっそくですが、リフォームの見積りについてなのですが…。
キャサリン
キャサリン

 

Q9.見積書とは何ですか?

A.リフォーム内容と、それにかかる費用を書面で出したもの。

見積書には工事の内容が記載されており、どんな工事がいくらで行われるかが分かります。初めてだと分かりにくいと感じるかもしれません。
詳しくはこちらを参考にしてください▼

 

Q10.小さな工事なので、見積りは口約束で良いですか?

A.トラブルのもとなので絶対にダメです!

工事を依頼するときは、小さな工事でも必ず見積書をもらいましょう。例えば工事前に、口約束で聞いた工事金額よりも実際には多く請求されてしまったなど、トラブルが起きる可能性があります。見積書は証拠として必ずもらうようにしましょう。

 

 

 

Q11.良い見積書とはどういうものですか?

A.明細が分かるものです。

工事内容が「一式」ばかり書かれている見積書は工事の中身が分からないので、工事の内容や設備・建材に何が使われ、その単価がいくらかが記載されているのが良い見積書と言えます。

 

Q12.見積りは何社からでも取っていいもの?

A.3社程度を目安に選ぶ基準を作っておこう。

1社だけでは金額やプラン内容の比較ができません。かといってあまり選択肢が多いのも逆にひとつに絞れなくなります。一般的には2、3社から見積りを取ることが多いようです。これを相見積りと言います。相見積りをする場合は、金額で決めるのかプランで決めるのかの基準を依頼する前に作っておくことが大切です。

 

Q13.上手な相見積りの取り方は?

A.条件を揃えて見積りを依頼することです。

同じ条件で見積りを依頼しなければ、正確に比較することはできません。要望をまとめたメモをコピーして、依頼する複数の会社に渡しましょう。そうすれば伝え忘れはなくなります。当社のリフォームチェックシートも活用してください。
チェックシートはコチラ▼

 

Q14.各社の見積りの金額が違うときはどこを比べるの?

A.設備や建材のグレード、工事範囲をチェックしよう!

初めてリフォームする人にとっては、見積りの比較がとても難しいと思います。なぜなら、設備機器や工事内容の価格は会社によって違うからです。どうしても金額だけで比較してしまいがちですね。その結果、見積りはリーズナブルと感じたけれど追加工事になった結果、かなり費用がかかってしまったというケースはよくあります。安いからと飛びつくのは考え物です。

 

 

Q15.相見積りをとっていることを担当者に伝えるべきなの?

A.はい、伝えるべきです。

事前に伝えておく方がどの会社にとっても公平だと言えますし、より良いプランを提案しようと考えてくれるはずです。また、費用の違いがどういう理由なのかを聞くこともできるでしょう。

 

Q16.値引きのお願いはしても良いですか?

A.それが得かは分かりません。

値引きをする=リフォーム会社の利益が減ることです。値引きする会社は最初から高い金額で見積りを出しておくか、あるいは値引きをした分、工事内容を一部変更して利益を調整することが必要になります。多くの場合は後者ですが、お客さまに具体的に説明をするかしないかが分からないという点は理解しておきましょう。

 

Q17.見積り額以上に支払うことはありますか?

A.追加費用が発生する場合があります。

例えば、お風呂のリフォームをするとします。見積りではユニットバスの交換とその工事代だけが出されていても、いざ古い浴槽を解体してみると床下が腐っていたということはよくある話です。そうすると柱や土台の交換で追加の工事が必要になるので、追加費用が発生します。また、工事範囲を広げた場合や、途中で仕様を変更したときなども追加費用が発生します。

 

Q18.費用を抑えるコツは?

A.方法はいろいろあります。

例えば、キッチンやお風呂などの設備機器のグレードを下げれば費用を抑えることができます。また、床材は無垢をやめて複合フローリング、塩ビシートにすればさらに安くなります。造作収納の場合には扉をつけずにオープンにしてしまえば、扉代がカットできますし、窓を減らしたり、ガラス窓のガラス部分を減らすのも有効です。また、水廻りを大きく移動させる配管工事は工事費がかさむので、キッチンやお風呂、トイレの位置を変えないこともコストカットのポイントです。

 

 

Q19.補助金や税の優遇はありますか?

A.住宅ローン減税や贈与税の非課税枠などが利用できます。

リフォームの際は、所得税の控除、固定資産税の減額、贈与税の非課税措置を受けることができます。詳しくはこちらを参照してください▼
【リフォームで住宅性能を上げると減税に|所得.固定資産,贈与税】

 

Q20.介護保険からも支援があると聞いたけどどんなもの?

A.バリアフリーにするとあります。

バリアフリーリフォームをすると、20万円を上限に9割まで補助を受けることができます。

 

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この記事の監修

平原 充明

HIROSHIMA REFORM 編集長。インテリアコーディネーター、住空間収納プランナーの資格を保有。広島リフォーム相談カウンターの運営も行う。

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