リフォームの知識
リフォーム成功させる鍵は現場監督|広島リフォーム
大事なのは現場監督です!!!
編集長…!
いいリフォームになるかどうかは分からないんだよ。
現場監督こそが工事の良し悪しを左右するんだ。
現場監督という言葉すら知らなかったです。
どうすればいいリフォームになるか、教えてください!
そもそも現場監督ってどんな人?
リフォーム工事を進めるにあたって、必要な材料や職人さんを手配し、スケジュールや工事内容を監理する人が、現場監督です。
また、お客様に対して、工事の進捗状況の説明や、気になる点の確認をするのも現場監督の役割です。
会社によっては、営業担当者が現場監督を兼ねる場合もあります。これは会社の規模や体制によって異なります。
現場監督の能力が工事の遅れを防ぐ!
リフォーム現場では様々な職人が工事を行います。
例えば、間取りを変更する場合は、解体工事を行い、大工が間取りを変え、給排水工事、電気工事、クロス張りなど、工事の種類が変わるたびに別の職人が出入りしますし、多くの職人が必要です。
現場監督は工事の行程に添って職人を段取り良く手配していきます。
午前中に解体作業を行い、午後から大工の工事ができるように手配できればスムーズですが、午後に大工の手配ができないと大工工事は次の日からになります。
工事内容を把握し、必要な職人を段取り良く手配して、その時間内にそれぞれの工事が終わるよう指示しなければ工事は遅れていきます。
工事に遅れを出さないようにするには、現場監督の能力次第ということになります。
現場監督がミスも防ぐ!
また、工事のミスを防ぐのも現場監督の大事な仕事です。
例えば、手すりを設置する際に、お客さまが左利きなので、「左手で持てる場所に手すりを設置するように」と依頼されていたとします。
しかし、職人は他の現場では右側に手すりを設置することが多く、いつもの感覚で間違って右側に設置してしまうことがあります。
現場監督はこのようなミスが起きないように、事前に明確な指示をする必要があります。また、間違って設置したとしても、すぐに付け直しの指示を行うのが現場監督です。
このほかにも、
〇キッチンは扉のカラーがオレンジの予定だったのに、現場に搬入されたのは赤だった。それにも拘わらず、赤いキッチンを設置してしまった。
〇壁のアクセントに、ガラスブロックを埋め込んでほしいと依頼されていたのに、埋め込まれていなかった。
というミスは発生しやすいのですが、現場監督がきちんと監督していれば防げるミスです。
営業担当者の対応やプランがどんなに良くても、現場監督が機能していなければ、リフォーム工事に不満が残るということがご理解頂けたでしょうか?
リフォームの現場監督は経験が必要な難しい仕事!
リフォームの現場監督をするのは経験が必要な難しい仕事だと知っておきましょう。
リフォームでは工事する建物の状態が常に違います。
築年数・構造・建築当時の工事品質・日当たり・湿気・地面の揺れなどの条件が家によって違います。
例えば、築年数が10年の建物と50年の建物は劣化具合が全然違いますよね?
さらに、建物の構造形式には、木造軸組、ツーバイフォー、あるいは軽量鉄骨などの様々な種類があるので、どんな条件のもとでも対応できるだけの建築知識と経験が、現場監督には求められます。
一方新築は、その会社が行う工法に関しての知識が最低限あればできるので、リフォームと新築の現場監督には大きな違いがあることが分かると思います。
現場監督が信頼できる会社に依頼できると安心!
依頼するリフォーム会社を決める際には、現場監督を一つの目安にするのも良いと思います。
とは言っても、契約前に現場監督に会う機会はなかなかないので、それを目安に、というのは実際には難しいです。
その点、広島リフォーム編集部でご紹介している会社は、現場監督についても信頼できる会社ばかりですので、是非ご参考にして下さい。⇒現場監督が信頼できるリフォーム会社特集
また、現場監督にインタビューを行いました。仕事に対する姿勢などが分かりますので、こちらもご覧ください。