リフォームの知識
リフォーム失敗談から成功するための秘訣を学ぶ
よくあるリフォームの失敗例
40代女性の失敗例
「夏場にひんやりして気持ち良いからとお風呂場の床と壁、洗面所をテラコッタタイルにしました。でも、良いのは夏場だけ。冬場は冷たくてすごく寒い。リフォームする時に担当者からアドバイスがあれば、別の素材を考えていたかもと思うと残念です。」
リフォーム会社からアドバイスがあると良かったのに・・・
リフォーム後にこのように思う方が多く、実はよくあることなのです。
こうならないために2つの方法があります。
これが出来ると、リフォーム失敗での後悔を避けることができます。
方法1:リフォームに詳しい担当者を選ぶ
リフォーム会社に相談をする際には、多くの場合、営業マンと打ち合わせをすることになります。
今回の失敗例でも、担当者から「タイルの床を使うと、冬場は寒いと思いますよ」というアドバイスがあれば、お客様はタイルの床を選ばなかったかもしれません。
こういったアドバイスが出来るのは、リフォームに詳しい担当者です。こういった方だと心強いです。
では、どうすればそのような担当者に出会えるのでしょうか?
答えは、担当者にたくさん質問をすることです。
リフォーム会社と契約をするまでに、複数の会社にリフォーム相談を行い、その際に様々な質問を行うのです。そして、その答え方をチェックするのです。
あいまいな答え方をする場合は、リフォームに詳しくない担当者、あるいは経験が浅い担当者かもしれません。
ただ、リフォームの経験が浅くても、質問に答えられなかった場合に「調べて連絡します」と言って、しっかり対応する人もいます。
リフォームに詳しい担当者ばかりではないので、経験が浅くても信頼のおける担当者であるのは選ぶポイントと言えます。
信頼のおける担当者が見つかってから、リフォーム見積もりを依頼し、契約をする流れを取ると良いでしょう。
経験や知識が豊富な担当者なら、次のような提案をしてくれます。
提案1・(写真上)タカラスタンダードのシステムバス。ひんやりしないタイルのお風呂です。
提案2・(写真下)LIXILのサーモタイル。タイルでもヒンヤリ感を軽減する特徴があります。浴室用だけでなく、洗面やトイレなどにも使えます。
(※https://www.lixil.co.jp/lineup/tile/interior_floor/thermotile/より)
リフォームに詳しい担当者と打ち合わせができると、リフォームの満足度は高まります。
よい担当者の見つけ方をまとめた記事があります。こちらもご覧ください。
方法2:優先順位を決める
実はリフォームを行うと、決めることがたくさんあります。お風呂のリフォームをする場合だけでも、下記のように12の項目を決めなければなりません。
- 1・お風呂のサイズ
2・水栓金具のタイプ
3・壁柄
4・浴槽の形
5・床の素材
6・カウンター
7・照明
8・換気扇・天井
9・シャワー・スライドバー
10・鏡選び
11・収納棚
12・ドア
これだけあると、結構大変です。また、発注をすると変更ができないので決めることに慎重にもなりがちです。
お風呂以外の箇所もリフォームすれば、決めることがどんどん増えていきます。
予算を意識しながら工事内容を決めていくので、決めるという行動にストレスを感じてしまう方もいます。
こうして、打ち合わせで疲れたり、忙しくなり、大切なことを見落とすことがあります。今回の失敗談では、床の素材でした。
そこで優先順位をつけて欲しいのです。リフォームで優先することの順番を明確にして下さい。
優先順位が高いものにはしっかりと時間をかけて、納得いく決断をする。こうすれば、リフォーム後の後悔も防ぐことができます。
下記のコラムで優先順位の決め方を紹介していますので、参考にして下さい。
まとめ
リフォーム会社からアドバイスをしてくれたら良かったのに・・・とならないために意識することは下記の2つです。
- 1・リフォームに詳しい担当者を選ぶ
- 2・優先順位を決める
この他に、リフォーム会社任せにしないという気持ちを持っておくと、より良い結果につながると思います。
是非、今後のリフォームの参考にして下さい。
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