リフォームの知識
リフォームと建て替えで悩む場合の相談先|広島リフォーム
まずは建物の調査をしてから、リフォームか建て替えを判断してみよう!!
建て替えなら住宅展示場ではない!
リフォームか建て替えかで悩んでいる方は、住宅展示場に行く人が多いようです。
展示場には、全国大手のハウスメーカーが多数出展しているので、家づくりの勉強を兼ねて見学に行く。その気持ちはよく分かります。
しかし、ちょっと待って下さい!リフォームか建て替えかで迷っている時に住宅展示場へ行くことはおすすめ出来ません!
なぜなら、住宅展示場で対応するスタッフの多くは新築担当の営業マンだからです。
自分の成績をあげるために、たとえ在籍する会社にリフォーム部門があったとしても、リフォームのデメリットを説明し、建て替えのメリットを中心に営業するからです。
中には、リフォーム部門と連携をして建て替え案とリフォーム案を提案してくれる担当者がいるかもしれません。
しかし、多くの場合は、リフォームも建て替えも対応できる会社であるにもかかわらず、対応するスタッフが新築担当の場合、建て替えを中心に提案を受けることになるのです。
最初にするべきは自宅の建物調査
リフォームか建て替えかで悩んだら、まずは建物の状態を確認する「建物調査」をしてもらうことが大切です。
基礎である床下や柱などの構造状態や、建物の傾きや雨漏り、屋根・外壁の劣化状態などを総合的に調べることで、建物の品質が分かるからです。
(床下の調査)
(壁・天井の調査)
(外部の調査)
リフォームか建て替えかを安易に決めず、まずは「建物調査」をしっかりとしてもらいましょう。
その結果と、その家で今後どのような暮らしをして行きたいか?といったお客様の考えを基に、リフォームか建て替えかを判断すると良いでしょう。
リフォームと建て替えの費用の差は?
リフォーム費用が1000万円を越え、内容によって1500万円近くなると、建て替えとそんなに変わらないと感じるでしょう。
ただ、建て替えの場合は、建築費以外にかかる費用があることを理解しておく必要があります。
大きく費用がかかるものとして、
- 解体費(100万円前後/30坪程度の家の場合)
登記費(40万円前後)
地盤調査費(10万円前後)
火災保険
印紙代など諸経費
が挙げられます。
このほか、建て替え中は別の場所で過ごす必要があります。実家や親戚のお宅に住むことができれば家賃はかかりませんが、多くの場合は賃貸住宅を借りることになります。
家賃がかかる他、引越の費用も必要となるので、合わせて100万円近い費用がかかると思っておいた方が良いでしょう。
また、建物以外の庭や駐車場、門扉といった外構の工事費用がかかることもお忘れなく。
どこまでこだわるかですが、場合によっては軽く100万円を超えるケースもあります。
このように、リフォームと建て替えで同額の工事をしたとしても、建て替えは意外に費用がかかってしまうのです。
ただ、費用も大切ですが、これからの暮らしを考えた上でリフォームか建て替えを判断することも大切ですので、暮らし方についてはしっかりと考えておきましょう。
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リフォームと建て替えに迷ったらどこに相談するのが良いの?
では、リフォームと建て替えに迷ったらどこに相談したら良いのでしょうか?
新築とリフォーム、両方を手掛ける工務店に相談をするのが良いでしょう。
建物調査をした上で、リフォームと建て替え、両方のおおよその予算を提示してもらえるからです。
ここで大切なのは、リフォームの対応力をもった工務店かどうかということです。
なぜならば、工事の流れが決まっている新築に比べ、リフォームの場合は工事をする建物の状態が常に異なります。
築年数や日当たり、建物の傾きや腐食の有無などがバラバラなので、経験が求められる難しい仕事だからです。
そのため、リフォームができると謳っていても、実際はリフォーム経験が少ない工務店も多く存在します。
リフォームか建て替えかは大きな課題です。
当社の相談カウンターでもご紹介できます。
ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
リフォームと建て替えのメリット・デメリットついては、ぜひこちらも参考にしてください。