リフォーム・リノベーション事例

呉市|築38年|光と風が通り抜けるマンション

マンション特有の大きな梁を活かして、DKは下がり天井に。ラワンベニヤ張りでぬくもりもプラス。

中古マンションのスケルトンリノベーションをご紹介します。

利便性のよい場所で東南角部屋だったものの、低層階で窓からの景色や開放感は望めませんでした。これを逆手に取り、居心地のよい”おこもり感”と、室内を光と風が通り抜ける空間に変身させました。

細長い間取りのマンションは、全体的に暗く寒々しい印象でした。しかし、玄関土間から直接荷物が置ける場所にキッチンがあると便利と考え、南面にLDKを置くマンションリフォームの常識を覆し、北から順に玄関土間、キッチン、ダイニング、リビング、寝室を配置することに。また、家全体に光を取り込むために、南面にある寝室の間仕切り建具はガラスを採用しました。

「頻繁に訪れるわけではないゲストの目線ではなく、毎日生活する自分が快適に過ごせることが大切。3LDKを2LDKに変更してゆとりを生み、採光、通風、動線効率の良い空間を実現した」と担当の原井さん。「制約の多いマンションリノベーションですが、その中で何を優先し、物件の良い面をどうやったら活かせるかを考えながらリノベーションをしました」

施工会社:株式会社大之木ダイモ

 

 

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仕様・設備

LDK床
オーク無垢材
LDK天井
ラワンベニヤ
LDK壁
スイス漆喰カルクウォール(イケダコーポレーション)
LDK壁面収納
造作
リビング照明
スピーカーつきダウンライト(パナソニック)
キッチン
Berry(トクラス)
浴室
サザナ(TOTO)
トイレ
ピュアレスト(TOTO)
ベッド手元照明
コイズミ

図面

BEFORE

BRFORE
  1. ①マンションの悩みの多くの声が寄せられる玄関。ここもポーチが狭く、収納も不十分でした。
  2. ②洋室に面していた北面のバルコニー。大きな掃き出し窓は冷気の入り口になっていました。
  3. ③南の光も北の光も部屋で遮断されていたLDKは、薄暗く寒々しい印象の空間でした。
  4. ④和室とLDK、LDKと廊下の間には、それぞれ段差がありました。

AFTER

AFTER
  1. ①玄関ポーチをバルコニーの端まで伸ばして土間に。
  2. ②LDKは南北両面から光が差し込む広々とした大空間に変更。
  3. ③寝室の間仕切り建具をガラスのものにして、ベランダの光が部屋の奥まで届くようにしました。
  4. ④スペースを無駄なく整理した水廻りは、入り口をひとつにまとめることで、LDKからの見た目もすっきりとさせました。

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