リフォーム・リノベーション事例

厳選素材を使った上質リフォーム

更新: 2023.12.7｜公開: 2019.5.08

戸建て

DK＋和室をひとつの空間に。照明は動線を考えて配置し、調光可能なシャンデリアと間接照明でさまざまなシーンを演出。

高級感ある天然の雲母（うんも）を配した黒いキッチンカウンターは、ボルドー色を引き締めています。

以前は和室だった場所にソファーを置いて。テレビ横の収納扉の中には仏壇が収められています。

中庭に面する広縁の床は、赤身と白太が混在するラオス松の無垢材。真っ直ぐな木目が美しい。

客間に新設した間仕切壁は、金彩色の化粧フィルムで仕上げ。調光式ダウンライトを配置し美しく演出。

玄関の正面はUVカットガラスに入れ替え、ラオス松の無垢床材を紫外線から守ります。

白で囲まれたパウダールームは照明の色を切り替えられます。窓側の壁には水散りを考慮して大理石を設置。

ガラス瓦が入っていた屋外の軒下に床と壁をつくり、全天候型の物干し部屋として増築しました。

造作の手洗いカウンター収納をフロート式で設置し、床の水墨タイルを一面に敷いた来客用トイレ。

玄関までの道のりをほんのりと浮かび上がらせるライトアップは上質さと安心感をプラス。

ご両親と同居するにあたり、実家のリフォームを決意したAさま邸。以前はダイニングキッチンと和室の境目に8cmの段差があり、高齢の両親には危険でした。そこで段差を解消し、フラットな32帖の広々LDKに。キッチンは開放的なL型のパナソニックのLクラスキッチンを採用。ボルドー色と壁面の大理石、ブラックチェリーの無垢床の調和が美しく映えます。各所に床暖房も設置し寒い冬も快適になりました。

Aさまの寝室は、あまり使われていなかった二間続きの和室に間仕切壁を設けてつくりました。以前からの良質な天井板は残し、床や壁など新たに取り入れた素材と調和させた空間デザインは秀逸。夜は、ライトアップされた枯山水の中庭が望めます。

コの字型の平屋の邸宅は、周りを庭に囲まれています。正門から玄関に至る長い布石のアプローチ脇に、スポットライトやガーデンライトを配して落ち着いた雰囲気の前庭をライトアップする施工も行いました。全ての窓を電動シャッターつきの断熱サッシに取り替え、防犯性も向上。和洋のバランス、使い勝手、安全性やメンテナンスを考慮し、住まいの質を向上させたリフォームとなりました。