- ①病院だった1階の半分は、閉院後の改築で、車2台分のガレージになっていました。
- ②ガレージと作業場の間は、収納庫と掃き出し窓で仕切られ、段差がありました。
- ③診察室のあったスペースは、ろくろを置いた趣味の部屋に。作業場は一段低い床になっていました。
- ④待合室にあったトイレは、物入れとして使われていました。
リフォーム・リノベーション事例
廿日市市|築53年|自宅の一部を居心地の良いブックカフェにリフォーム
廿日市市で行われた、医院併用住宅の一部を店舗にリフォームした事例をご紹介します。
閉院後に使われなくなった部屋を、自身や家族が好きで集めていた本を楽しんでもらえる場所にしたいとリフォームをすることに。知人に紹介されたドゥクラフト土肥家具のモデルルームの雰囲気と、そして何より担当の梶山さんの親身な対応に安心し、相談をすることに決めました。
1階はお茶を飲みながら静かに本に没頭できるカフェスペースに。どうしても取り入れたかったペレットストーブの位置を最初に決めて、あとはお客さまが好きな席を選べるように、ランダムに椅子を置いていきました。施主さまが保管していた昔の腰板やシャンデリアのランプシェードなどを再利用したり、病院時代に使われていた壁の棚や受け付け窓口のガラスをインテリアとして残し、どこか懐かしく温もりある雰囲気にまとめました。リフォーム会社からアンティーク家具や建具の情報をもらったり、イメージを共有しながら、施工だけでなくアイテムの一つひとつまでを一緒に考えました。
完成した空間は、とても居心地の良くお客さまにも好評だとか。何よりも施主さまご自身が「仕事場を大好きな物だけで構成できた贅沢」を毎朝実感しているそうです。
施工会社:ドゥクラフト土肥家具
仕様・設備
- 店舗床
- 杉無垢材
- 壁ニッチクロス
- ウィリアム・モリス LW4647(リリカラ)無地、LW4622 (リリカラ)柄
- ペレットストーブ
- RS-4(さいかい産業)
- キッチン
- オーダーキッチン(シギタ商会)
- キッチン壁タイル
- ラヴェナ(名古屋モザイク工業)
- キッチン床
- 長尺シート PM4417(サンゲツ)
- トイレ壁クロス
- RE7937(サンゲツ)
- トイレサイン
- Sukima.gift
図面
BEFORE
AFTER
- ①ガレージを1台分にして、病院の入り口があった場所に店舗玄関を設置。
- ②ガレージの半分を取り込んで、段差のないワンフロアの店舗に。
- ③お客さまを出迎える位置に、カウンターキッチンを設置しました。
- ④建具などはそのまま、内部を再びトイレに戻しました。
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