リフォーム・リノベーション事例
呉市|建築当時のこだわりを活かした古民家再生
中古リノベーションを紹介します。
今回の古民家は、空襲に遭った呉市では珍しい築90年という戦前の建物。昭和初期では珍しい2階建てで当時の図面も残っていたことから、よく考えられた先進的な構造だったことが分かります。これだけの物件だからこそ、こだわったものはできるだけ受け継ぎ、なるべく元の形を残しつつ現代の快適な生活ができることを目指しました。
小部屋に区切られていたキッチンと和室をつないで広いLDKにしたことが唯一の間取り変更。工事中に良い梁が現れたので、予算との兼ね合いはありましたが、現し梁にし、勾配天井になったことで広さが生まれ、雰囲気も格段に良くなりました。
その他は窓を追加して採光を確保したり、エアコン用のダクトを通す箇所を工夫するなど細やかな配慮でより暮らしやすい住まいになりました。
施工会社：ドゥクラフト土肥家具
[主な内部仕上げ]
床：ブラックチェリー（朝日ウッドテック）
キッチン：ラクシーナ（パナソニック）
トイレ：リフォレ（LIXIL）
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