- ①玄関スペースの半分は、3帖以上の広さのあるホールになっていました。
- ②DKは寒い北に面した狭い部屋につくられていました。
- ③改築で設けられた浴室は、玄関土間に下りてからでないと出入りできませんでした。
- ④小屋裏は冬場の野菜の貯蔵庫として用いられていました。
リフォーム・リノベーション事例
福山市|築約100年|田舎暮らしを満喫！土間が主役の家
福山市で行われた古民家リフォームの事例をご紹介します。
奥さまの実家をリフォームして住み継ぐことに。リフォーム計画中に訪問したのが、コープハウジングひろしまの古民家再生ショールームでした。コープの配達を利用していたこと、対応してくれた桒原さんが丁寧で信頼できると思ったことが決め手となり、リフォームを依頼することにしました。
一番の課題となったのは、築約100年を超えた躯体の維持。傷みがかなり進行していたため、床下は防湿シートを敷きコンクリートのベタ基礎に、柱は腐食部分を新しい木にすげ替える根継ぎを行いました。構造の歪みも激しくホゾが外れている箇所もあり、太い柱や梁を油圧ジャッキやウィンチを用いて整えていきました。
壁、天井、窓には断熱を施し、薪を燃料にした給湯・暖房システムのウッドボイラーとストーブを設置。広く設けた土間にはキッチンやテーブルをレイアウトしました。
「薪割りや草取りなど、田舎暮らしは忙しくて全然スローライフじゃない」と笑いながらも、「朝日が昇ってから夕日が沈むまでの空や景色を窓から眺められる今の暮らしに大満足です」とTさまは語ります。
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仕様・設備
- 薪ストーブ
- デファイアント（バーモントキャスティングス）
- LDK壁
- OSB
- 洋室床
- 杉（無垢材）
- キッチン
- 2槽シンク・ガスコンロ（施主手配）
- トイレ
- サティス（LIXIL）
- ウッドボイラー
- N200NSB（エーテーオー）
図面
BEFORE
AFTER
- ①既存のホールや洗面室なども取り込んで、広々とした土間スペースに。
- ②キッチンは、勝手口からでも入れ、床まで丸洗いできる土間に設置しました。
- ③和室はすべてフローリングの洋室に変え、建具も取り払ってワンフロアの空間に。
- ④屋根裏に断熱を施し、床を張って階段を設け、寝室をつくりました。
施工会社
コープハウジングひろしま(株)
生協ひろしまが平成７年に設立したコープハウジングひろしま。 「安全で健康に生活できること」をモットーに、やさしさや思いやりの思想を反映したリフォーム会社です。 住まいの情報をトータルに発信するショールーム「YUTOROGI」が好評です。
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