リフォーム・リノベーション事例

三原市|築120年|古民家の骨格と開放感を活かした人が集まる家

家の奥まで続く土間。石畳はベンチにも。

三原市で行われた古民家のリフォーム事例をご紹介します。

静かな山間に佇む古民家。年に数回家族が集まるだけの場所でしたが、取り壊すよりも長く残したいという思いが強く補修を兼ねたリフォームを決意。親族や地域の集まりにも使えるようコミュニティ要素の強い設計で古民家再生に乗り出しました。

工事を担当したのは古民家再生に多くの実績のある道建設。残せるものは残し構成に繋げていくというコンセプトのもと、骨格を保ちながらシンプルにしていくという難しいリフォームを実現させました。

玄関周りは部屋3つ分の床と壁、柱を取り除いて広い土間に。天井の広がりとも相まって、「家の中でもあり、外でもある」という独特の開放的な空間となりました。

広間は仕切りと柱を取り払い15畳の大広間に。抜いた柱や梁、敷居や鴨居を別の場所に付け替えるという難しい作業もあり、古民家構造を知り尽くした道建設だからこそ実現できた事例と言えるでしょう。

古民家ならではの構成を現代の暮らしに合わせて見直した、「集う家」が完成しました。 

 

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仕様・設備

外縁側
杉無垢材
内縁側
杉無垢材
土間奥
鉄平石
玄関扉
造作

図面

BEFORE

BRFORE
  1. ①小さな玄関のみで、上がるとすぐ和室がありました。
  2. ②部屋の奥にある和室は薄暗く、使いきれていませんでした。
  3. ③家の中央部分にあたる和室も区切られているため狭く感じていました。
  4. ④キッチンの隣の小さな和室がダイニング代わりでした。

AFTER

AFTER
  1. ①玄関の位置を変更し、和室の床をはずして広い土間をつくりました。
  2. ②土間を家の一番奥まで延長し、途中に天窓を設けて明るさを取り込みました。
  3. ③和室約4部屋分をひとつの広間に。柱や梁も取り除き、開放的な空間をつくり出しました。
  4. ④広さは変わらないものの、囲炉裏を設けて雰囲気を出し、くつろげる空間に生まれ変わりました。

施工会社

有限会社 道(タオ)建設

道建設の理念は「歴史を学び、今に活かし、後世に残す」。 古民家再生をはじめ、二世帯物件やコンバージョン、断熱、耐震改修などの大規模リフォームを得意とします。 既製品、規格品を選択するリフォームではなく、オリジナルを追求する家づくりをしたい方に好評です。

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